子宮筋腫の改善に漢方薬が効果があるの?どんな漢方薬がいいの?
子宮筋腫といえば、女性特有の病気で成人女性の25%が患っていると言われています。
ただ、筋腫が小さいうちは症状がほとんどないので気づきづらく、筋腫が大きくなって症状がでて初めて気づくことが多いようです。
そんな子宮筋腫は、女性ホルモンのひとつエストロゲンの働きが活発な女性がかかりやすいとも言われています。
ですから、閉経後には筋腫が自然に小さくなることが多いようでう。
子宮筋腫は、できる場所や大きさなどは個人差があります。
ですから症状も人それぞれです。
良性の腫瘍なので命に関わることはほとんどありませんが、日常生活に支障がでる場合もあります。
その場合は、治療を行うこともあります。
その子宮筋腫ができてしまった場合に、子宮筋腫の改善に漢方薬が効果があるといいます。
では、どのような漢方薬が効果があるのでしょうか。
今回は、子宮筋腫の改善に効果のある漢方薬やその治療方法についてご紹介しようと思います。
子宮筋腫に治療方法は?
子宮筋腫は、小さいときには症状がほとんで感じられなく治療しないこともあります。
ただ、子宮の内側や外側など筋腫ができる場所は人それぞれで症状の出方もいろいろです。
たとえば、頻尿、生理痛の悪化、不正出血、腰痛んどがあります。
さらに妊娠したい女性は筋腫の場所や大きさにより妊娠しずらくなりますので早めの治療が大切です。
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子宮筋腫の治療にはいくつかあります。
子宮筋腫のみを取り除く手術療法や子宮そのものを取り除いてしまう手術療法などがあります。
手術療法の場合には、どちらの場合も腹部や子宮に傷がつくことになります。
そこでホルモン療法という方法もあります。
ホルモン療法はエストロゲンの分泌量をホルモン剤で押さえて症状を抑えることができます。
ただ、治療を中断してしまうと筋腫が元の大きさに戻ってしまうことがあります。
そこでもう一つの治療が漢方療法です。
漢方での治療では、ホルモンバランスを整えたり、根本的にもともとの体質を改善することをめざします。
子宮筋腫によるさまざまな症状を改善することや、筋腫の成長をとめて小さくすることも可能になります。
もちろん漢方治療だけで子宮筋腫を完治させることができるわけではありません。
子宮筋腫ができにくい体質を目指すことで症状の悪化や再発を防ぐことをめざします。
子宮筋腫の治療に使われる漢方薬は?
では、実際に子宮筋腫の理療にはどのような漢方薬が使われるのでしょうか?
ひとつめが、桂枝茯苓丸。
この桂枝茯苓丸は、血行促進効果があり体を温める桂皮、むくみやめまいに効果のある茯苓、子宮収縮の抑制や血行促進効果のある牡丹皮、
さらに血行促進して鎮痛作用もある桃仁といった生薬が配合されています。
これにより冷え性の改善や消炎作用、止痛などの効果があります。
ですから、子宮筋腫の不正出血や生理中の血の塊、生理痛、肩こりや頭痛、下半身の冷えに効果があります。
ふたつめは、婦宝当帰膠。
この婦宝当帰膠は、血の巡りをよくして補血や競争の効果のある当帰や地黄、疲労回復、食欲促進、利尿効果のある党参、子宮下垂や冷え性、食欲不振効果のある黄耆といった9種類の生薬が配合されています。
これによって造血や血行促進の作用、子宮や卵巣の働きを高める効果があります。
ですから、子宮筋腫の冷え性や貧血やめまい、生理不順の症状を改善してくれます。
子宮筋腫の漢方治療はどこで受けるの?
それでは、子宮筋腫で漢方治療が受けたいとおもったらどこに行けばいいのでしょうか?
漢方薬治療を扱っている婦人科があります。
そこを受診すると漢方薬局で症状に合わせて漢方薬を処方してもらうことができるのです。
もちろん子宮筋腫の場所や大きさ、その症状などを把握したうえで効果的な漢方薬を選んでもらえます。
漢方薬といっても体質に合わない場合もあるので、しっかりと専門医の診断を受けて購入するようにしましょう。
最近は、ネット通販などでも漢方薬を購入することができますがしっかりと診断を受けて処方してもらう事が大切です。
自己判断で購入するのは控えましょう。
子宮筋腫の改善に効く漢方薬についてのまとめ
いかがでしたか?
子宮筋腫の治療方法はいろいろありますが漢方薬も効果があることがわかりましたね。
とはいえ、漢方薬で子宮筋腫を完治できるわけではなく、子宮筋腫によっておこるさまざまな症状を緩和することができるとういわけです。
体質そのものを変えることで改善へ向けていくことも大切なことです。
子宮筋腫の治療で悩んでいる場合には、漢方療法も考えてみるといいですね。
その場合には、きちんと専門医のいる婦人科を受診して正しい処方をしてもらいましょう。
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