気になる子宮筋腫の症状や予兆について知りたい!
子宮筋腫といえば、女性特有の病気として知られています。
成人女性の4人に1人は子宮筋腫になっていると言われるほど、自分にも可能性のある病気。
でも、大きくならないと症状が分かりにくいことなども知られています。
そんな気になる子宮筋腫ですが、症状やその予兆などを知っておきたいものです。
今回は、そんな子宮筋腫の症状や予兆、そして巨大にならない為の予防策をご紹介しましょう。
子宮筋腫の予兆は?
子宮筋腫は大きくなるとその症状で気づくことがありますが、小さいうちはほとんど症状が出ないと言われています。
筋腫が大きくなるとお腹を外側から触ってもしこりのようなものを感じられるようになったりするのでわかりますが、これは筋腫がかなり大きくなっている証拠です。
子宮筋腫が大きくなる前の兆候としてわかりやすいのが、生理中の出血です。
それまでの生理中には出血が正常だったのが、急に血の塊のようなものが出てきて異変に気づくことがあります。
また生理中以外でも不正出血などを繰り返すようになる場合があります。
子宮筋腫が大きくなったときは?
子宮筋腫が大きくなるとさまざまな症状がでてきます。
筋腫が大きくなると子宮の周りの臓器までも影響を及ぼすことがあります。
子宮の周りの臓器を押して圧迫してしまうことでさまざまな不具合が起こります。
生理中の出血が多かったり、血の塊が出るといった症状では生活に支障がきたすことは少ないと思いますが、気づかないうちに貧血状態になることがあります。
知らないうちに貧血状態になっていると疲れ安くなったり、立ちくらみがしたりと不健康な状態になります。
また、子宮筋腫があると妊娠しずらいともいわれています。
これは筋腫が大きくなると受精卵が通る卵管が狭くなってしまうことが原因です。
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できてしまった子宮筋腫を改善する方法は?
実際にさまざまな症状によって子宮筋腫を疑って、検査をしたら筋腫が見つかる方もいるでしょう。
では、できてしまった子宮筋腫を改善する方法はあるのでしょうか?
その答えは残念ながらありません。
ただ、子宮筋腫によいと言われている食べ物があります。
子宮筋腫ができる原因ははっきりとはしていませんが、女性ホルモンと関係があるとされています。
女性ホルモンの中でもエストロゲンというホルモンが子宮筋腫に大きく関係があるそうです。
ですからそのエストロゲンの作用を抑えるために、食物繊維の多い食事をすると良いでしょう。
食物繊維は、子宮筋腫に影響を与えるエストロゲンを体の外に排出する働きがあります。
また、体の巡りをよくするために体を温めるものを食べるようにすると良いでしょう。
貧血症状がある場合には、鉄分の多いほうれん草や牛乳、ビタミンCなどを多く摂取するように心がけましょう。
反対に、肉類中心の食事をしているとホルモンのバランスを乱すので気を付けましょう。
子宮筋腫にも栄養バランスのよい食事がいいの?
子宮筋腫を大きくしないためにも食事には気を付けたいものです。
医学的にこの食材が子宮筋腫を改善するというものがあるわけではありません。
けれども、健康面から考えてもやはり栄養バランスの良い食事をとることは大切です。
子宮筋腫だからというわけではなく、健康面を考えてバランスの良い食事を心がけていくとよいでしょう。
子宮筋腫には漢方薬も効果があるの?
子宮筋腫には漢方薬も効果があると言われています。
漢方薬はいろいろありますが、血流を良くする働きのある桂枝茯苓丸が一般的に飲まれます。
これは、子宮筋腫の場合、下半身の冷えなどを訴える女性が多く、生理中には血の塊が出ることがあります。
これを改善する為に効果があるからです。
漢方薬にもいろいろありますので、自分の症状にあったものを処方してもらうと良いでしょう。
冷えは万病の元と言われています。
体が冷えると免疫力が低下してホルモンバランスも崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れるとエストロゲンの調節がうまくいかなくなって子宮筋腫が悪化することがあります。
ですから、漢方薬で冷えを改善することも大切です。
ぜひ、漢方薬も子宮筋腫の改善に取りいれてみるといいでしょう。
気になる子宮筋腫の予兆や症状についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、気になる子宮筋腫の予兆や症状についてご紹介しました。
子宮筋腫は良性の腫瘍なのでとくに問題はありません。
けれども、生理中に出血が多く貧血状態になったり、それが原因でさまざまな体の不調を感じるようになることがあります。
また、妊娠を望んでいる場合には、妊娠がしずらくなるという事もあります。
ですから、子宮筋腫の予兆が出たらまずは婦人科で検査をしてみましょう。
そして子宮筋腫があることがわかったら、今回ご紹介したような食事の改善などを心掛けましょう。