子宮筋腫になりやすい年齢ってあるの?子宮筋腫ができやすい場所は?

子宮筋腫といえば、女性特有の病気で婦人科系の良性の疾患の中で一番多いと言われていることをご存知でしょうか?

最近では、検査技術が進歩したことで小さな筋腫でも見つけられることが多くなりました。

ですから、実際に自分では自覚症状がなくても子宮筋腫が見つかる人も少なくありません。

子宮筋腫は、成人女性の4人に1人が患っているといわれています。

そんな子宮筋腫ですが自分はまだ筋腫をもっていないけれど、年齢的にはどのくらいになるのかと気になりますよね。

そこで今回は、子宮筋腫になりやすい年齢や子宮筋腫ができやすい場所など、気になることをご紹介しようと思います。

子宮筋腫になりやすい年齢ってあるの?

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自分は50歳だけれど、今の時点で子宮筋腫がなければ今後は大丈夫?

そんなことを考える女性も多いのではないでしょうか?

では、子宮筋腫になりやすい年齢というものがあるのでしょうか。

実際に子宮筋腫と診断される人の初診時の年齢を調べてみると20代半ばから40代と幅広くいることがわかります。

けれども、平均すると一番多いのが30代半ばの女性ということもわかっています。

とくに30代~40代の女性ホルモンのエストロゲンの分泌が活発な時期に子宮筋腫になる人が多いようです。

また、50代となると閉経を迎える女性も多いので閉経を迎えてから新たな子宮筋腫ができることはほとんどありません。

ということで、30代半ばごろが一番子宮筋腫になりやすい年齢といえるでしょう。

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また、母親や祖母が子宮筋腫だから遺伝するのではと考える女性も少なくありません。

実際に子宮筋腫は遺伝するのでしょうか?

ここではっきりとしたことは言えませんが、親族に子宮筋腫の人が多いと筋腫になりやすいと言われています。

けれども、これがはっきりと遺伝というわけではありません。

家族や親族なら、生活環境が似ていたり、食生活が似ていることから子宮筋腫になりやすさが同じなのかもしれません。

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子宮筋腫はどこにできることが多いの?

子宮筋腫といえば、できる場所によって3つのタイプに分かれていることをご存知でしょうか?

ひとつは、子宮の外側に発生する漿膜化筋腫。

ふたつめは、子宮の筋層の壁にできる筋層内筋腫。

そして、みっつめは、子宮の内側にできる粘膜下筋腫です。

この3つのうち、とくに症状が出やすくて発見されやすいのが粘膜下筋腫です。

患者数としても粘膜下筋腫が一番多いのですが、発生数は筋層内筋腫がもっとも多いと言われています。

けれども、筋層内筋腫の場合は自覚症状が無い人も多いので気づかないままの人も多いというわけです。

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子宮筋腫は予防することができるのか?

このように年齢によって子宮筋腫になりやすい年齢があったり、できやすい場所があることはわかりましたね。

では、そんな子宮筋腫を予防することはできるのでしょうか?

実は子宮筋腫ができる原因はまだはっきりとはわかっていません。

けれども、妊娠出産によって予防することもできると言われています。

とはいえ、日常生活で子宮筋腫をしっかりと予防できるとわかっていることはありません。

子宮筋腫は女性ホルモンのひとつエストロゲンが関係していることはわかっています。

そこで予防方法としてはエストロゲンをさげる人工的に閉経に似た状態にもっていく方法があります。

けれども、これは予防としてよりは治療の一環として行われることが多いです。

ですから、予防として現実的ではありません。

このほかに、子宮筋腫を小さくする、または大きくさせない食事などが紹介されていたりもします。

どれも科学的に立証されているわけではありませんが自分にあった方法を見つけるとよいでしょう。

また、治療方法も一つではありません。

最近では、漢方を用いた治療方法やエクササイズなども紹介されています。

ですから、実際にどのような治療方法があるかをしっかりと把握したうえで自分にあった治療方法をみつけると良いでしょう。

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子宮筋腫になりやすい年齢などについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は子宮筋腫になりやすい年齢やできやすい場所などについてご紹介しました。

子宮筋腫になりやすい年齢が決まっているわけではないのですが、平均して30代半ばが一番多いという事はわかっています。

この年齢で自分が子宮筋腫と思われる症状がある場合には、早めに検査してもらった方がよいでしょう。

もちろん、子宮筋腫があったからと言って直ぐに手術をしたり治療を開始するわけではありません。

適切な治療を受けるためにも経過観察で様子をみることもあります。

しっかりと自分の体の変化に気づけることが何よりも大切なこととなりますので少しでも異変を感じたらできるだけ早く病院を受診しましょう。