大きくなった子宮筋腫を小さくする方法ってあるの?
女性特有の病気の中でも子宮筋腫は、ご存知の方が多いものだと思います。
子宮筋腫は良性の腫瘍なので、それ自体で命の危険があるものではありません。
でも放置しておくとどんどん大きくなってしまうこともあります。
そんな大きくなってしまった子宮筋腫を小さくする方法が気になりますね。
そこで今回は子宮筋腫を小さくする方法についてご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
子宮筋腫には3種類ある
子宮筋腫と一言で言いますが、できる場所によって3種類あります。
それぞれ順にご紹介していきましょう。
出典:http://kinsyu-guide.kan9.net/
1.筋層内筋腫
これは子宮筋腫の中でも一番多いタイプの子宮筋腫です。
子宮の筋肉が大きくなっている状態で触ると下腹部にしこりのようなものがあるのを感じられます。
2つ3つの筋腫があるとソルトボールぐらいの大きなしこりを感じるでしょう。
筋層内筋腫の場合、月経過多や生理痛などの症状がありますが筋腫が大きくなっても普段はなにも感じない人もいます。
2.漿膜化筋腫
これは子宮の外側にできた筋腫で子宮の外側に向かって大きくなるので触ってもわかりづらく、症状がでにくいので気づかないことが多いです。
3.粘膜化筋腫
これは発生が稀で子宮の内側の子宮内膜に向かって大きくなります。
粘膜化筋腫の場合、筋腫が小さくても不正出血や月経過多などの症状が出やすいです。
このように種類によってサイズや症状も違いがあります。
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子宮筋腫はどのくらいの大きさになるの?
では、子宮筋腫はどのくらいの大きさになるのでしょうか?
子宮筋腫は、大きさが豆粒ほどのものから10センチ以上のものもあります。
平均は、約7センチ前後と言われています。
筋腫の数も1つの場合もあれば複数の場合もあります。
子宮筋腫を小さくする方法は?
一般的な治療としては、女性ホルモンをおさえる薬を飲むか筋腫を摘出するか、子宮を全摘出する手術という治療になります。
けれども、筋腫部分のみを摘出する場合は再発の可能性があります。
ですから、再発の心配をしないのは子宮を全摘出する方法になります。
もちろんこれらの治療法も選択肢の一つとなります。
けれども、ほかにできることがあれば、取りいれてみたいというのが本音でしょう。
そこで、自分でできることはないのか調べてみました。
子宮筋腫の改善と再発のりすくを減らすためにできることをいくつかご紹介しましょう。
1.自宅で使う油を見直すこと
私達は料理の際に油を使いますね。
その油を見直すことが必要になります。
ある研究でビタミンDが子宮筋腫の改善に有効だと言われています。
ですから、質の良い油を摂取することで自分の身体で作られるビタミンDの質が良くなります。
そこでオススメの油がアマニオイルです。
アマニオイルは、亜麻という種からできていてオメガ3のαーリノレン酸が豊富となっています。
子宮の収縮や炎症を抑えて子宮を軟らかくする作用もあるようです。
2.内臓機能を高めること
内臓機能を高めることは、ビタミンDが活性型となって体に働いてくれるようになります。
ビタミンDの原料となるコレステロールを作るのも肝臓です。
そして活性型ビタミンDを吸収する腸の腸内環境も改善することが大切です。
そのために、毎日よく噛んで食べるようにしたり内臓を適度に休めることも大切です。
3.ストレスをためないこと
最後にストレスをためないことが大切になります。
ストレスを感じると交感神経が優位になっていると子宮や卵巣、その他の内臓への血流が悪くなります。
そのため手足の冷えも招きます。
ストレスを感じても上手に開放することでリラックスして過ごせるようになり、副交感神経が優位になると血流もよくなり冷えの改善や免疫力アップにつながります。
このように治療以外でも普段の生活の中で気を付けることがいくつかあることがわかりました。
ぜひ、できることから取りいれていきたいですね。
このほかに子宮筋腫を小さくすることはできませんが、子宮筋腫によるさまざまな症状を緩和させるためには漢方も有効です。
大きくなった子宮筋腫を小さくする方法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、女性特有の病気である子宮筋腫を小さくする方法についてご紹介してまいりました。
子宮筋腫には3つの種類があることやその種類によってできる場所や症状がちがうことがわかりました。
子宮筋腫が大きいと痛みなどの症状が出てきて、生活にも支障をきたすことがあります。
ですから、できるだけ小さくしたいものです。
けれども、一般的な治療としては投薬治療や手術が子宮筋腫を小さくする方法となってしまいます。
でも、いくつか自分でできる方法があることもわかってきています。
もちろん、どの程度の効果があるかはわかりませんが、健康面から考えても効果のあることなのでできることから取りいれてみてもよいでしょう。
今回の記事を参考に子宮筋腫について、考える時間を持てればと思っています。