子宮筋腫の検査方法が知りたい!検査は痛いの?費用はどれくらい?

女性特有の病気である子宮筋腫。

女性なら誰でも子宮筋腫になる可能性があるので、ある程度の知識は持っていたいものです。

子宮筋腫は成人女性の4人に1人がかかる病気であるということで、できれば定期的に検査をしておきたいものです。

とはいえ、気になるのが子宮筋腫ってどうやって検査をするのか?

検査は痛くないのか、費用はどれくらいかかるのか、という事でしょう。

そこで今回は、子宮筋腫の検査方法について、また痛みや費用についてもご紹介しましょう。

子宮筋腫の検査方法は?

子宮筋腫とひとくちに言っても、できる場所や大きさも人によってそれぞれです。

良性の腫瘍なので命の危険があるわけでは無いのですが、大きくなると痛みが出たり不妊の原因になることもあるのです。

そこでできるだけ定期的に検査をすることがオススメなのです。

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では、子宮筋腫の検査はどのように行うのでしょうか?

検査にはいくつかあります。

まずは、「内診」です。

婦人科で行われる内診では、膣内に直接指をいれます。

そして子宮内にしこりがないかどうかを調べるのです。

この検査でもしっかりと筋腫を見つけることができます。

ほかには、超音波エコー検査もあります。

超音波を発する機会を膣内にいれて検査をします。

それで子宮内の状態を確認することができます。

内診では見落としてしまう小さな筋腫まで発見できるのでより正確な検査ができます。

他には貧血検査やMRI検査などがあります。

貧血検査では、子宮筋腫にほとんどの場合に貧血の症状がでます。

貧血があるかどうかだけでは、子宮筋腫があるかわかりませんが、予備の検査として行われるものです。

また、MRI検査は内診や超音波エコーで子宮筋腫があるとわかった時に、子宮筋腫の大きさや位置などを正確に把握する為に行います。

さらに子宮鏡検査では子宮筋腫の腫瘍が子宮の外側にでてしまう粘膜下筋腫のときに、正しい位置などを確認する為に行われます。

また、生理中でも子宮筋腫や子宮内膜症の検査を行うことはできますが、出血等も増えるため生理が終わった後に受診することをおすすめします。

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子宮筋腫の検査で入院は必要?

では、子宮筋腫の検査をする際には、入院をする必要があるのでしょうか?

実際に子宮筋腫の検査は、入院する必要はありません。

けれども、検査によって腫瘍が大きかったり、場所が悪い場合にはそのまま検査入院となる可能性もあります。

検査入院となった場合にはほとんどの場合には1泊入院でおわりますが、検査結果によってはそのまま入院となることもあります。

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子宮筋腫の検査って痛いの?

子宮検査を受けてみたいと思っているけれど、気になるのは痛みがあるのかということ。

子宮筋腫は検査方法もさまざまですが、一般的には内診を始めに行います。

この内診では、実際に膣内に指をいれてしこりを確認するので慣れていないと緊張して痛いと感じることがあります。

カラダに力が入っている状態だと余計に痛いと感じてしまうので、リラックスして受診することが大切です。

とくに性経験のない女性の場合には痛みを感じることが多いようです。

また、痛いだろうという先入観をもって受診すると痛みを感じてしまうこともあります。

もちろん痛みには個人差があるので、実際に受けてみないとわからないですね。

子宮筋腫の検査はどのくらいの費用がかかるの?

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それでは、子宮筋腫の検査はどのくらいの費用がかかるか気になりますよね。

もちろん、検査方法もいろいろありますし、病院によっても費用はいろいろありますが基本的には内診や超音波検査などは1回3000円程度です。

自覚症状がなくて定期検査を受ける場合には保険適用外になります。

ただ、自覚症状がある場合には保険が適用されますので価格も変わってくるでしょう。

子宮筋腫の検査の必要性は?

子宮筋腫は基本的に女性ならだれでもなりうる病気です。

さらに婦人科系の病気の中でも一番多い病気としてもしられています。

ただ、筋腫が小さい場合には自覚症状がほとんどないので気づかないうちに大きくなってしまうことも少なくありません。

大きくなった筋腫はさまざまな症状がでてきて、時には生活に支障をきたすこともあります。

ですから、できるだけ定期検診を受けて子宮筋腫の有無をしっかりと把握しておくと安心でしょう。

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子宮筋腫の検査方法などについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は子宮筋腫の検査方法や痛み、費用についてご紹介しました。

子宮筋腫の検査は基本的にはとても簡単なものですぐに終わります。

痛みには個人差がありますが、やはり痛みを感じてしまう方もあるようです。

けれども、早めに発見することでしっかりと対処することもできますから、できれば定期検査を受けるようにしましょう。

自覚症状が出た時には大きくなっている場合もあります。

自覚症状がなくても、気になることがあったら婦人科に相談してみましょう。