子宮筋腫になりやすい人っているの?特徴はある?

女性特有の病気として知られている子宮筋腫。

子宮筋腫は成熟した女性に多くみられることで知られています。

そして、更年期には自然に小さくなって治ることから女性ホルモンの影響を受けていると考えられてます。

子宮筋腫になりやすい年齢としては、卵胞ホルモンがもっとも活発に分泌されている30代が多いと考えられています。

では、実際には子宮筋腫になりやすい人の年齢や特徴などをご紹介していこうと思います。

ぜひ、参考になさってください。

子宮筋腫とエストロゲン依存症疾患

子宮筋腫の発生や増大に関しては、子宮内膜症と同じく女性ホルモンのひとつエストロゲンが関係しているのではと考えられています。

このことをエストロゲン依存症疾患といいます。

エストロゲン依存症疾患とは、女性にとってとても大切な女性ホルモンのひとつ、エストロゲンとプロゲステロンの2つ。

これらの女性ホルモンが連携することで月経周期が整って、妊娠や出産、授乳などに作用するのです。

子宮筋腫になりやすい人とは?

子宮筋腫は、月経がある女性であると約4人に1人が発症しているといわれています。

でも、原因がはっきりとしていまいので、どのような人が発症しているのかはわかっていません。

もちろん、子宮にできる腫瘍なので男性はできません。

また、初経がはじまる前の子どもでは、発症がありません。

閉経後に子宮筋腫がみつかることもありますが、閉経後に発症することもありません。

ですから、月経がはじまる12歳や13歳前後から閉経までの50愛前後の女性が子宮筋腫になりやすいです。。

なかでも、もっとも発症頻度が高くなるのは女性ホルモンの分泌が盛んな30歳から40歳ぐらいの女性です。

また、食生活などの生活習慣も影響していると考えられています。

生活を共にしている家族の場合には、親が子宮筋腫ならそのこも子宮筋腫になりやすいといえます。

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20代の発症数も増えてきている

子宮筋腫は、卵胞ホルモンがもっとも活発に分泌される30代~40代の女性を中心に発症するといわれています。

その8割が30代~50代の女性ともいわれています。

子宮筋腫の初診年齢は20代半ばから40代まで幅広いですが、最近は検査機器の精度が上がったことで20代でも婦人科の受診などで筋腫を見つけることが多くなりました。

さらに、初潮の低年齢化が進んで20代で子宮筋腫が発症することが多くなったのです。

子宮筋腫の発症が弱年齢化した原因の一つが女性ホルモンです。

お話ししたように子宮筋腫の発生や増大には女性ホルモンのエストロゲンが大きく関係しています。

そして、ライフスタイルが欧米化することで肉などの動物性高脂肪食を多く摂取することになり、筋腫ができやすくなったのではと考えられています。

なぜ子宮筋腫の発症が増加したいのか?

子宮筋腫の発症が増えている原因の一つに高齢出産が考えられます。

晩婚化になって、高齢出産というライフスタイルの変化も子宮筋腫の発症年齢がひろがったことに影響しているでしょう。

最近では、子宮筋腫が発生する年齢が幅広くなってきていて20代~50代前半までとなっています。

性の成熟によって初潮が早まっていることや閉経時期が遅くなっていることなども子宮筋腫の発症が増えている原因と考えられます。

子宮筋腫は予防できるの?

では、子宮筋腫にならないためにできることはないのでしょうか?

子宮筋腫はその原因がはっきりとしていないので、予防法も確率されてはいません。

けれども、できるだけ早く気づいてそれ以上筋腫を大きくしないためにできることはいくつかあります。

子宮筋腫は自覚症状がほとんどないので、気づいた時には大きく成長していることもよくあります。

ですから、日ごろから自分の身体の変化をしっかりと気づけることも予防のひとつになります。

さらに、子宮筋腫ができるだけ小さいうちに発見できるように定期検査をウケておくことも大切です。

定期検査は他の病気の予防にもなりますので、1年に1度のめやすで検査をウケるようにしましょう。

子宮筋腫になりやすい人と特徴についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、子宮筋腫になりやすい人やその特徴についてご紹介してまいりました。

子宮筋腫と言えば、初期ではほとんど自覚症状がないことで知られています。

ですから、自覚症状が出て受診するころには筋腫がかなり大きくなっている可能性もあります。

そこで、子宮筋腫になりやすい人の特徴などを知っておくことが大切なのです。

子宮筋腫になりやすい人の特徴などを知っておくことで、検査を定期的に受けたりして、早期で筋腫を発見できるでしょう。

早期発見となると治療も楽になるので、ぜひ積極的に定期検査を受けるように心がけましょう。

今回の記事を参考に、気になる事がある人は早めに婦人科を受診してみましょう。

筋腫が小さいときに見つけられるかもしれません。