子宮筋腫の場所や大きさと治療方法の違いは?

子宮筋腫は成人女性の約4分の1に発症すると言われる女性特有の病気です。

良性の腫瘍なので命に関わる病気ではありません。

けれども子宮筋腫と一言にいっても、人それぞれ筋腫のできる場所や大きさは違います。

そして、筋腫のできる場所や大きさによって治療方法も変わってきます。

今回は、そんな子宮筋腫のできた場所や大きさによって違う治療方法についてご紹介しようと思います。

子宮筋腫の大きさや場所は人それぞれ

子宮筋腫とは子宮にできる筋腫の事を言うのですが、その大きさ、場所、数はひとそれぞれです。

もちろんできる場所や大きさが違うので、症状も人それぞれ違います。

ただ、一般的に筋腫が大きくなると月経過多や月経痛、腰痛などの症状がでてくると言われています。

そんな子宮筋腫ですが、初期のころは小さくてもそのまま放置するとサイズが大きくなったり数が増えたりすることもあるのです。

どのような場所や大きさ、症状があるかによって治療方法も違うことを覚えておきましょう。

子宮筋腫の場所が悪いと不妊の原因になることもあります。

卵管や卵管口を圧迫する場所に子宮筋腫の腫瘍ができてしまったり、子宮のかたちが歪んでしまって流産のリスクが高まったりする場合があります。

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子宮筋腫の場所と治療法の違い

子宮筋腫はできる場所によって大きく分けて3種類があります。

それぞれに治療法がちがいますのでご紹介しましょう。

1.筋層内筋腫と治療法

 筋層内筋腫は子宮内の壁にある筋肉の中にできる筋腫です。

 子宮筋腫の中でも最も多いのがこの筋層内筋腫で、小さいうちは自覚症状がありません。

 ですから、見つかった時に小さければ経過観察になります。

 けれども筋腫が大きくなってしまうと子宮が変形してしまう可能性があり、月経過多や頻尿、便秘などの症状がでます。

 筋腫が大きくなってしまうと手術を考えます。

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2.漿膜下筋腫と治療法

 漿膜下筋腫は、子宮の外側にある漿膜にできる筋腫です。

 子宮の外側に向かって大きくなるのでお腹を触るとしこりを感じることがあります。

 こちらも小さいうちは自覚症状がほとんどないので気づきにくいのですが、気づいても小さい場合には薬物治療を行います。

 大きくなったときには手術も考えることになります。

3.粘膜下筋腫と治療法

 粘膜下筋腫は子宮の内側の子宮内膜にできる筋腫です。

 子宮の内側に向かい大きくなるのでお腹を触っても気づきにくいです。

 筋腫は大きくなくても不正出血や月経過多、貧血などが起こります。

 不妊などの原因となるので小さくても手術を考えることもあります。

子宮筋腫の大きさと治療法の違い

ここまでは子宮筋腫ができる場所によって治療法が若干異なることをご紹介しました。

では、子宮筋腫の大きさによっても治療法は変わってくるのでしょうか?

もちろん、子宮筋腫は大きさによっても治療法が異なります。

自覚症状がでている場合には大きくなっている可能性もあるので気をつけなくてはいけません。

子宮筋腫は大きくなるとお腹が重くなったり、張ったり、不妊の原因になることもあります。

ですから筋腫が小さい場合には経過観察となりますが大きくなると手術を考えます。

筋腫が小さい場合でも症状がひどい場合などは、薬物治療を選択する場合もあります。

子宮筋腫はそのまま放置しているとどんどん大きくなる可能性があります。

けれども、子宮の外側にできた場合にはあまり自覚症状がないので、気づいた時にはかなり大きくなっていることも少なくありません。

10センチ以上の筋腫が見つかることもあり、大きいものは摘出手術を考えます。

摘出手術には筋腫だけを摘出する場合と子宮ごと摘出する場合がありますが、どちらにしても開腹手術となります。

子宮筋腫はどんなときに手術が必要なのか

子宮筋腫は自覚症状が無い場合は、筋腫の大きさなどを見ながら経過観察となりますが手術になるときはどんな時でしょう。

それは、子宮筋腫が大きくなったり、症状が酷かったりすると薬物療法で症状を軽減したり筋腫の成長を抑えたりします。

けれども、薬物療法では症状の改善が見られない場合や妊娠を希望する場合には筋腫の摘出手術を考えることになるでしょう。

子宮筋腫の場所や大きさと治療方法の違いについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、子宮筋腫のできた場所や大きさによって治療方法がことなることをご紹介しました。

子宮筋腫はサイズが小さいと自覚症状が無いと言われていますが、気づいた時には大きくなっていることも少なくありません。

また、小さくてもひどい症状を感じる方もいます。

それぞれに状態により違いますが、子宮筋腫の場所や大きさなどによっても治療方法を変えなくてはいけません。

また、妊娠を希望する女性の場合には不妊の原因ともなる子宮筋腫を摘出することもかんがえなくてはいけません。

今回ご紹介したそれぞれの子宮筋腫の場所の違いとタイプを覚えておきましょう。

自分自身のことですからある程度の知識を持ったうえで医師と相談することで適切な治療方法を見つけることができるでしょう。