子宮腺筋症の痛みってどのくらい?治療法はあるの?

女性特有の病気はいろいろありますが、一般的には子宮筋腫や子宮内膜症を思い浮かべるでしょう。

子宮の病気のなかでも子宮腺筋症はご存知のない方も多いかもしれません。

でも、子宮腺筋症はひどい生理痛や月経過多、不妊などの原因とも考えられますのでこのような症状が有る方は一度は検査をしてみるとよいでしょう。

ここであまり知られていない子宮腺筋症について、症状や原因などをご紹介していきましょう。

子宮腺筋症ってどんな病気?


出典:http://www.fertility-journey.jp/index.xhtml

まずは、子宮腺筋症という病気についてご紹介していきましょう。

子宮腺筋症は、子宮内膜が子宮の筋肉の中にできる病気です。

子宮内膜は本来、子宮の内側を覆うものです。

女性ホルモンの働きで厚みが増したり、剥がれたりします。

生理前には増殖して厚みを増して赤ちゃんのためのベッドとなります。

けれども妊娠していない場合には、剥がれ落ちて生理の時に経血となって体外に排出されます。

子宮内膜が子宮の内面以外にできることを子宮内膜症と言います。

けれども、子宮の筋肉の中にできるものは原因や治療方法が違うので子宮腺筋症と言います。

子宮腺筋症ってどうしてなるの?

つぎに子宮腺筋症の原因についてご紹介していきましょう。

子宮腺筋症は、正常の子宮内膜が何らかの原因で子宮の筋肉の中に深く滑り込んでいくためではないかと考えられています。

子宮の筋肉の厚みが80%を超える深さになるとひどい生理痛の原因となります。

子宮腺筋症は20代~更年期の女性に発病しやすいといわれています。

40歳がピークといわれていて、子宮内膜症に比べて不妊症の割合が少ないので経産婦に多いのです。

子宮筋腫との合併も多いので、子宮筋腫がある人の3割ほどが子宮腺筋症を合併しているといわれています。

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子宮腺筋症の症状はどんなもの?

では、子宮腺筋症ではどのような症状があるのでしょうか?

痛みはあるのでしょうか。

子宮腺筋症のいくつかの症状がありますので、ご紹介しておきましょう。

1.ひどい生理痛や月経困難症

 子宮腺筋症になると月経困難症が起こります。

 生理開始直前から生理中にかけて激しい骨盤痛が発作性で間欠的に表れるのが特徴です。

 また、生理痛が突然強くなることが多いです。

 けれども、数年かけて徐々に痛みがつよくなる場合もいます。

 生理痛の痛みの度合いは10段階に分けると0が痛みがない状態、10がこれ以上ないほどの痛みとします。

 子宮腺筋症の痛みは10の痛みと言われるほどの激痛となります。

 陣痛の10倍痛いともいわれるほどの痛さです。

 さらに重症となると痛みが脚や肛門にまでいくことがあります。

2.月経過多

 子宮腺筋症の人は子宮が全体的に大きくなります。

 そのために月経過多となることも多いのです。

 ですから1回の生理で強い貧血になることもあるので、出血が持続してトイレから出られなくなったりすることもあります。

 さらに夜用のナプキンでもすぐに溢れてしまうほどの非常に多い月経量になることもあります。

3.不妊・流産・早産

 子宮腺筋症は不妊の原因となる場合があります。

 妊娠しても子宮の筋肉が伸びるのを疎外してしまったり、壊死が起こったりする場合がありますので流産や早産の危険性もあります。

 また、妊娠高血圧症候群になったり胎児の発育不良などの危険性もあります。

 ですから、妊娠中から入院してしっかりと管理しなくてはいけなくなることもあるでしょう。

子宮腺筋症の痛みはなぜ?

子宮腺筋症であると痛みがでるのは、なぜなのかその原因は解明できていません。

けれども、腺筋症になっている部分は普通の部分に比べると硬く変化しています。

ですから引っ張られることで痛みがでるのです。

生理中には子宮収縮の際にその部分が強く引っ張られるので痛みがでるのです。

さらにはプロスタグランジンという子宮を収縮させる物質の分泌量が通常より多くなることも原因なのではと考えられています。

子宮腺筋症の痛みと治療法についてのまとめ

いかがでいたか?

今回は、子宮腺筋症の痛みの原因や治療法についてご紹介してきました。

子宮腺筋症はあまり聞きなれない病気ですが、ひどい痛みがあることで気づくことも多いでしょう。

子宮腺筋症の痛みは我慢できない様な生理痛などがあるので、婦人科を受診してその原因が分かることも多いです。

子宮腺筋症は妊娠・出産に大きく関わってくるため、早期に発見して治療を受けることが大切になります。

また、子宮腺筋症であることを診断してもらっておくことで、妊娠した時に病院で適切な管理や治療を受けることができます。

様々な合併症の発症を防いだり、発症したとしても母子共に安全に出産できる確率が上がります。

子宮腺筋症について知っておけば、自分に症状があった時にも焦らずに対処できるでしょう。