子宮筋腫で経過観察と言われたときはどうしたらいいの?

子宮筋腫は、女性特有の病気の中でもよく知られているものです。

実際には、自覚症状が出るまで分からなくて気づいた時にはかなり筋腫が大きくなっていることもあります。

けれども、婦人科検診などで子宮筋腫があることがわかっても、サイズがあまり大きくないということで経過観察といわれることもあります。

ここで気になるのは「経過観察」とはどういう事なのかということです。

「経過観察」はどのくらいの期間なのか、その期間はどうしたらいいのかなど気になりますね。

そこで今回は子宮筋腫の経過観察について、どのようなものなのかご紹介しようと思います。

子宮筋腫があってもすぐに治療がはじまらないこともある


出典:https://medicalnote.jp/

検査などで子宮筋腫がみつかっても、すぐに治療しない場合があります。

子宮筋腫は、筋腫自体は体に悪影響をおよぼすものではない良性の腫瘍です。

ですから、自覚症状が無い場合もあります。

たまたま婦人科検診で子宮筋腫がみつかっても、その大きさによって治療を開始しなくてはいけないわけでない場合もあります。

また、月経痛や経血量が多いなどの自覚症状から子宮筋腫がみつかった場合でも、症状が軽度の場合や筋腫が小さい場合には、手術などの治療を行わない場合があります。

このような場合には、定期的に検査をして子宮筋腫の様子を見ていく経過観察となります。

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どんなときに子宮筋腫は経過観察になるの?

では、子宮筋腫がみつかっても経過観察といわれるのはどの様な場合なのでしょうか?

子宮筋腫は、生理痛や経血量が増える、不正出血、貧血、不妊といった自覚症状がある場合もあります。

このような症状が日常生活をするうえで影響があるかどうか、その程度などによって、経過観察となる場合があります。

また、閉経後には女性ホルモンの分泌が低下することで子宮筋腫が小さくなることが多いので、平均的な閉経年齢に近い場合にも経過観察となる場合が多いです。

たとえば、子宮筋腫の大きさが5センチ以上となる場合やいくつもの筋腫ができている場合などは症状自体もいろいろ現れることが多いので治療を開始する場合もあります。

このほかにも、大きさや場所、症状に加えて、患者さんの年齢や妊娠を希望するかどうかといったことも治療をするかどうか、または治療方法を決める際に参考になります。

経過観察ってどのくらいの期間なの?

では、子宮筋腫で経過観察になった場合には、どのくらいの期間、経過観察になるのでしょうか?

実際に子宮筋腫で経過観察になると、少なくても半年から1年の期間で定期検診をすることになります。

この検診で、筋腫の大きさがかわっていないか、数は増えていないか、形が変わっていないか、といった点を確認することになります。

この時に自覚症状が出ていれば相談するとよいでしょう。

経過観察の期間は、先生が決めますので半年の場合も1年の場合もあります。

けれども、次の検診までの間に症状が悪化したりした場合には、検診を待たずに婦人科を受診するようにしましょう。

子宮筋腫の経過観察は、そのまま放置していいというわけではありません。

症状が悪化したりしたら、すぐに治療を始めることになるので気になることがある場合には直ぐに相談しましょう。

経過観察後は定期検診をしっかりと受ける

子宮筋腫で経過観察になったら一番大切なことは定期検診をしっかりと受けることです。

経過観察でも放っておいてかまわないという意味ではありません。

経過観察ということは、子宮筋腫が今よりも大きくなるか、そのままか、予想できないので観察するという意味です。

定期検査の間隔は状態を見ながら医師が判断します。

その判断に従って、しっかりと検診を受けるようにしましょう。

定期検診では内診と超音波検査を受けます。

場合により、血液検査やMRI検査を受ける場合もあります。

子宮筋腫は、ほかの悪性の腫瘍に比べると成長の速度がゆっくりです。

とはいえ、女性ホルモンのエストロゲンが分泌される間は大きくなっていきます。

ですから、安心できるわけではありません。

きめられたことをしっかりと守り、検診を受けるようにしましょう。

子宮筋腫で経過観察と言われたときについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、子宮筋腫で経過観察といわれた時の状態や考え方などについてご紹介しました。

経過観察になること自体は珍しいことではありません。

すぐに治療をスタートしなくてはいけない状態ではないというわけです。

とはいえ、そのまま放置しておいて大丈夫というわけでもありません。

ですから、しっかりと決められた検診の日には検診を受けて医師とお話しをするとよいでしょ。

もちろん、気になることがある場合には早めに医師に相談するのが一番です。

今回の記事を参考に経過観察といわれたことをあまり心配せずに、検診をきちんと受けるようにすればよいでしょう。