多発性子宮筋腫とは?その原因や症状について知りたい!

子宮筋腫と言えば、女性特有の病気で成人女性の4人に1人が持っていると言われています。

それだけ女性にとっては身近な病気と言えるのです。

そして、子宮筋腫と一言でいってもその大きさやできる場所、数は人によって違います。

たくさんの子宮筋腫が一度にできていることに気づいてショックを受ける女性も少なくありません。

そのたくさんできる子宮筋腫は多発性と考えられていますが、多くの子宮筋腫が多発性のようです。

今回は、その多発性子宮筋腫について、原因や症状についてご紹介しようと思います。

多発性子宮筋腫とは?

子宮筋腫の中でも多発性子宮筋腫とはどのようなものなのでしょうか?

実は子宮筋腫ができるのは1つとは限りません。

子宮筋腫をもっている女性の半数以上の人が筋腫が複数できている状態なのです。

ですから、たくさんできることがとくに珍しいわけでも重症というわけでもないのです。

大小にかかわらずたくさんの子宮筋腫がある場合には多発性子宮筋腫といい、一つだけの場合には単発性子宮筋腫と言います。

とくに多発性だから重症というわけではなのですが、単発性に比べると再発する可能性は高いともいわれてます。

一般的には通常は、粘膜下子宮筋腫、筋層内子宮筋腫、漿膜下子宮筋腫が同時にできることが多いようです。

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出典:大阪府済生会

この多発性子宮筋腫を治療しないで放っとくと、筋腫が成長して大きくなってしまったり、数がさらに増えることも考えられます。

大きくなると子供の頭ぐらいになることもあるので気をつけなくてはいけません。

そして、大きくなった子宮筋腫は身体の外側から触れてもわかることが多くなります。

お腹が出ている感じになっても加齢や運動不足で太ったと勘違いしてしまうこともありますので注意しましょう。

また、子宮筋腫がある場合には適度な運動がよいといわれていますが、多発性子宮筋腫の場合には筋腫が動いてしまい元はくっついたまま子宮外に動いてしまうことがあるので気を付けましょう。

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多発性子宮筋腫の原因は?

子宮筋腫ができるはっきりとした原因はまだわかっていません。

けれども、女性ホルモンの分泌が盛んになっている30代から子宮筋腫が見つかる女性が増えることや閉経すると筋腫が小さくなることから考えても女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが関係していると考えられています。

もちろん、女性ホルモンは初潮を迎えるころから分泌されていますので長年女性ホルモンの影響を受けて筋腫が少しずつ成長して30代で発見されることが多いということです。

多発性子宮筋腫の治療は?

多発性子宮筋腫の治療には手術を行うことがあります。

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多発性子宮筋腫の手術は、複数の筋腫を取り除かなくてはいけないので手術方法は腹膜鏡下手術では難しい場合があります。

筋腫が数が数十個の場合には回復手術が前提となって、子宮筋腫核手術では筋腫全てを取り除くことが難しいので取り残された筋腫があると再発の可能性があったり、症状が改善されないこともあります。

そこで妊娠を望んでいない女性の場合には子宮全摘出手術を行うことも多いです。

けれども、妊娠を望む場合には子宮を摘出できないので他の治療方法を考えることになります。

子宮筋腫の完治をめざす場合には、子宮全摘出手術が一番ですがまずは薬で筋腫を小さくしてから子宮核摘出手術が行われることもあります。

多発性子宮筋腫で危険な症状は?

多発性子宮筋腫であってもとくにひどい症状がなければ問題が無いことも多くあります。

では、どのような症状があると危険なのでしょうか?

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1.今までにない激痛があった場合

 子宮の外に発生する子宮筋腫の場合には、筋腫の茎となる部分が捻じれて筋腫捻転が起こると激しい痛みになります。

 捻じれると壊死が起こってしまって、放っておく腹膜炎などの重篤な合併症がおこります。

2.大量出血があった場合

 子宮の内側にできる子宮筋腫の場合はとくに出血があるので、ひどい場合にはあふれるように出血する場合があります。

このような症状があった場合には、すぐに婦人科を受診するようにしましょう。

多発性子宮筋腫の原因や症状についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、多発性子宮筋腫についてその原因や症状についてご紹介しました。

多発性子宮筋腫と聞くとちょっと特別な病気のように感じてしまう方もいるかもしれません。

けれども、子宮筋腫をもっている人の半数以上がこの多発性子宮筋腫だと言われています。

ですから特別なことではないのです。

けれども、その数や症状などによっては手術が難しかったり、治療方法をしっかりと考えなくてはいけないこともあります。

また症状が単発性子宮筋腫より重いこともあります。

ですから、自分がどのタイプの子宮筋腫であるのかをしっかりと把握しておくことも大切です。

今回ご紹介したようなことで気になることがある方は、しっかりと専門医に相談してみてくださし。